先日、idraという機器を新しく導入しました。
こちらの機器では、干渉測長器、マイボグラフィー、涙液メニスカス測定を用いてドライアイの度合いを調べる事が出来ます。
マイボグラフィーとは上下の睫毛の内側にあるマイボーム腺という目を乾燥から守るために大切な脂質が出る分泌腺の機能か低下していないかを調べる検査であり、乾燥の原因がドライアイなのか、もしくはこの機能低下によって引き起こされるマイボーム腺機能不全症なのかを判断する事が出来ます。
そして、涙液メニスカス測定では角膜とまぶたの間に溜まっている涙の高さを見ており、この高さが低いほどドライアイの度合いが強いとされます。
今月からマイボーム腺機能不全によるドライアイのIPL光線療法も始まりました。
目の乾燥が気になる、お困りの方がいらっしゃいましたら是非とも当院に来院して、こちらの機器で検査を受けてみられてはいかがでしょうか。
検査:衛藤