VDT症候群、別名テクノストレス眼症
IT(情報技術)化が急速に進み、VDT(Visual Display Terminals)つまりコンピューターやテレビなどが広く職場や生活の中に導入されています。VDT作業に伴い身体的疲労、精神的疲労を感じる人達が増えてきており、平成10年に実施された労働省の調査では精神的疲労を感じているものが36.3%、身体的疲労を感じているものが77.6%にも上りました。VDTを使った作業により引き起こされる身体的精神的不快症状をVDT症候群、別名テクノストレス眼症といいます。
平成14年4月に厚生労働省により策定された新たな「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」よると、配置前健康診断、定期健康診断が奨励されているが、その受診率は約12%と低迷しています。その最大の理由は企業側がVDT健診を実施しなかったものが約70%で、VDT健診を本格的におこなう施設が少ないこともその要因となっています。 そんな中、ITの普及によりますますVDT作業の機会は増えており、VDT症候群に悩まされる人も少なくありません。
当院ではVDT健診を専門的におこなう体制を整えています。貴社の健康管理、業務効率のアップのためにも、配置前健康診断、定期健康診断のVDT健診をおこなうことをお勧めします。