ごあいさつ
平素より大変お世話になっております。各医療機関の皆様には、いつも患者様をご紹介していただき、また当院からのご紹介患者の診療をしていただきありがとうございます。
現在岡眼科では、眼瞼・角膜・水晶体・網膜硝子体・斜視など、眼科領域の手術を幅広く行っています。白内障手術(水晶体再建術)では、最新のAMO社シグネチャーを使用した手術を行っており、症例によって切開位置や切開幅、核分割法や粘弾性物質などの組み合わせを変更し、より良い手術結果を出せるように工夫しています。特に手術後の感染症対策には細心の注意を払っており、器具滅菌の徹底やスタッフ教育、術中頻回結膜嚢消毒や眼内環流液の抗生剤添付などにより、開院以来術後感染性眼内炎をゼロを達成できました。
また緑内障を併発している患者様には、手術の負担を減らすために白内障と緑内障の同時手術をお勧めしています。同時手術ではトラベクトームやトラベクレクトミー、360度切開トラベクロトミーや、エクスプレス、バルベルトなどの緑内障手術デバイス移植の中から、視機能を守るための最良の選択を行い、患者様にご提案致します。
トラベクトーム(高周波メスを使用した眼内からの線維柱帯切開術)では、九州エリアでの指導医も行っていますので、手術適応などご質問がございましたら、お気軽にお尋ねください。(mail@okaganka.com または 0948-22-5155 までご連絡お願いします)
多焦点眼眼内レンズについても、九州で3番目に先進医療機関に認定された以降、国内トップクラスの臨床経験があり、乱視矯正を併用した多焦点眼内レンズ手術も多数行っています。(乱視矯正多焦点眼内レンズについてはこちらへ)
また白内障術後の度数ズレや眼内レンズの入れ替えを要する症例、単焦点眼内レンズから多焦点眼内レンズへの変更、眼内レンズ偏位や眼内レンズ脱臼など、通常であれば対応に苦慮するような場合にも最新の技術で治療および再建が可能です。
難治性の円錐角膜には、角膜移植になることを防止しつつ、より良い視力を確保する目的で、ICRS(角膜内リング移植)と角膜クロスリンキングの同時治療を行い、良好な成績をおさめています。
糖尿病網膜症や黄斑円孔や網膜静脈閉塞症、網膜剥離などの難治性の網膜硝子体疾患に対して、硝子体手術を行っています。アルコン社コンステレーションを使用した25G・27G硝子体手術を導入し、糖尿病網膜症や網膜剥離などの治療を日帰りで行っています。
成人の老眼治療と並行して、小児の近視治療にも力を入れています。正確な屈折値を知るために、屈折異常が疑われる12歳以下の小児に対して、基本的に全例負荷屈折検査を行ったうえで治療方針を決定しています。
私どもは、ご紹介頂きました先生方の治療方針や治療経過を十分理解尊重をしたうえで、丁寧で誠実な診療及びご説明を行うよう、常に心掛けております。また手術等終了後、差し支えございませんでしたら速やかに患者様を逆紹介させていただきますので、周術期管理をお願い申し上げます。なにかトラブル等がございましたら、御一報いただければ最優先で対応させていただきます。