「ICL」と「フェイキックIOL」
ICLとは?
ICLは「Implantable Contact Lens」の略で、目の中の「後房」と呼ばれる部分にインプラントする視力矯正用のレンズです。
インプラントとは?
一般にインプラント(implant)とは、体内に埋め込まれる器具の総称です。眼科では主に視力矯正用のレンズを眼内に埋め込む場合に「インプラントする」と言います。
フェイキックIOLとは?
ICLのような眼内レンズを使用した視力回復方法を総じて「フェイキックIOL」と呼びます。

眼内コンタクトレンズ「ICL」|岡眼科クリニック
ICLは「Implantable Contact Lens」の略で、目の中の「後房」と呼ばれる部分にインプラントする視力矯正用のレンズです。
一般にインプラント(implant)とは、体内に埋め込まれる器具の総称です。眼科では主に視力矯正用のレンズを眼内に埋め込む場合に「インプラントする」と言います。
ICLのような眼内レンズを使用した視力回復方法を総じて「フェイキックIOL」と呼びます。

ICLはコラマー(Collamer®)と呼ばれる独自に開発した生体適合性の高い親水性素材から作られています。20年以上前から研究、手術が実施されており、現在ではヨーロッパ、アメリカ、韓国、中国を中心に世界各国で承認され使用されて、750,000眼以上の実績があります。
日本でも国内治験の結果からICLの有効性と安全性が認められ、高度管理医療機器「有水晶体後房レンズ」として2010年に厚生労働省より承認されました。

目の中にインプラントされたレンズによって近視が矯正されるため、手術後早期から良好な裸眼視力が期待できます。角膜を削らないので、ドライアイ症状を気にされている方、見え方に対する高い満足度をお求めの方におすすめです。
レーシックなどのレーザーで角膜を削ることが難しいとされてきた強度近視の方、角膜が薄い方に対してもインプラントすることが可能です。
生体適合性の高いレンズ素材で出来ているため、目の中に長い間インプラントしておくことが可能です。必要に応じて取り出すこともできる「可逆的な手術」です。
2010年に厚生労働省から高度管理医療機器として承認された唯一のフェイキックIOL。日本国内で実施した治験結果から、有効性と安全性が認められています。
紫外線のダメージが瞳の奥に蓄積すると眼病の原因になる可能性があるといわれています。ICLにはUVをカットするための紫外線吸収剤が含まれています。
STAAR Surgical社 のEVO Visian ICL(眼内コンタクトレンズ)は、レンズを目の中に入れて角膜を削らない視力を矯正です。
A 年齢が21歳以上で近視または乱視またはその両方の方で、医師により適応が確認された方が手術が可能です。手術前に適応検査を行い、人それぞれの近視や乱視の程度、目の大きさに合わせてレンズを選ぶ必要があります。
A目の中の黒目(虹彩)の裏、水晶体の前の後房と呼ばれる位置にインプラントします。黒目の裏に固定することで、ズレたりする心配はほとんどありません。また、外見からレンズが見えることもありません。インプラント後、特別なケアは必要ありませんが、定期的な眼科受診を強くおすすめします。
Aコラマー(Collamer)と呼ぶ、HEMA(水酸化エチルメタクリレート:hydroxyethyl methacrylate)とコラーゲンを含む生体適合性の高い素材で作られています。この素材は目の中で異物として認識されにくい大変優れた素材です。特別なメンテナンスなどをしなくても目の中で曇ったりせずに長期間透明な状態を維持し、長くレンズとしての機能を果たすことが可能です。さらに紫外線吸収剤が含まれていますので有害な紫外線(UV)をカットしてくれます。
A精度の高いレンズを使って目の中で視力矯正を行っているため、収差(光の結像のズレ、像のボケやゆがみ)が少なくクリアな見え方が期待できます。またレーシックに比べて強い近視や乱視でも安定した優れた視機能を得る事ができます。
A角膜を削らずに、小さな切開創からレンズを目の中にインプラントするだけなので手術当日から裸眼で過ごせます。手術直後は目の中で若干の炎症が起こるため見えにくい場合もありますが、通常は翌日から1週間ほどで良好な視力に回復することが多いようです。ただし手術による切開創は自然治癒するまでに1カ月から3カ月程度の期間を要する場合があります。このため、手術後は視力が良好に回復した後でも医師の指示には従ってください。また視力回復後も定期的な眼科受診をおすすめします。
Aインプラントしたレンズは取り出して交換することが可能です。あるいはインプラントしたレンズはそのままにしておいて、他の屈折矯正手術を受けることもできます。また何度も手術を受けたくない方は、レンズをインプラントしたままの状態でメガネやコンタクトレンズを併用することも可能です。老眼の方は、老眼鏡をかけることができます。個人に応じたカスタムメイド治療をできるのが岡眼科の特徴でもあります。
Aまれにレンズと水晶体が干渉し白内障を誘発することがあります。その場合は、いったんレンズを取り出して白内障の治療をします。また以前には、手術後に目の中の水(房水といいます)の流れに変化が生じて眼圧が上昇することがありましたが現在ではほとんどありません。手術自体のリスクもほとんどありませんが、まれに感染症をおこすことがあるので注意が必要です。ICLのサイズと目のサイズの不一致があるとICLの入れ替え手術が必要になる場合もあります。
A角膜の内側、黒目(虹彩)の表側の前房と呼ぶ位置にレンズを固定する別の治療法が以前からあります。ICLはレンズを後房に固定する治療法です。
AICL手術を行う事が出来るのは、実際の認定手術を合格し認定医となった医師のみですので、どの先生でも手術自体は問題ないと思います。その中でも岡院長は日本でも数名しかいない、ICL手術指導医(インストラクター)で、ICL手術経験数もトップレベルです。
| コンタクトレンズ使用制限 | |
|---|---|
| ソフトコンタクトレンズ | 3日間 |
| ソフトコンタクトレンズ 乱視用/遠近両用 | 1週間 |
| ソフトコンタクトレンズ 連続装用(1ヶ月用) | 2週間 |
| ハードコンタクトレンズ | 2週間 |
| オルソケラトロジー | 1ヶ月間 |
※検査の結果、再検査が必要になる場合がございます。
| ホールICL | |
|---|---|
| ホールICL −3D 未満 | 両眼419,000円 (税込み460,000円) |
| ホールICL −3D 以上 | 両眼528,000円 (税込み580,000円) |