岡眼科クリニック

プリザーフロマイクロシャントの勉強会を行いました。

こんにちは。
先日、当院でプリザーフロマイクロシャント緑内障ドレナージシステムの勉強会を行いました。

緑内障は日本の失明原因の第一位です。
緑内障の治療は点眼が基本です。
点眼で眼圧が下がらなければレーザー治療、それでも眼圧が下がらなければ手術となります。
緑内障の濾過手術には大きく分けて、房水を排出する繊維柱帯を切開する手術(繊維柱帯切開術)と房水と排水路を新たに作成する手術(繊維柱帯切除術)があります。
このプリザーフロマイクロシャントは繊維柱帯切除術と同様に結膜下組織の間に新たな房水流出路を作成しますが小さなチューブを使用し房水流出路を作成します。
通常の繊維柱帯切除術と比べ強角膜ブロック切除や虹彩切除が不要でより低侵襲で安全性の高い手術となっています。
緑内障について知りたい方、眼の気になる症状や病気について知りたい方は当院へご相談ください。

看護師:石川

特殊2焦点眼内レンズLENTIS-レンティスの勉強会を行いました。

特殊2焦点眼内レンズLENTIS-レンティスの勉強会を行いました。

当院の白内障手術の際には患者様の生活スタイルに合わせて様々な『多焦点眼内レンズ』『特殊眼内レンズ』より選択して頂きます。

LENTISにはLENTISMプラス、LENTISMプラスXと二種類あり、遠方・近方のにピントが合う特殊2焦点眼内レンズがあります。
レンズの材質はどちらも25%含水アクリル性で長方形のプレート型で度数は-10.0〜+36.0と幅広くあり、患者様の度数に合わせて製造される眼内レンズになります。通常マイナスのレンズはなかなかありませんがLENTISは-10まであり幅広い方に選択できる眼内レンズです。

レンズの構造上グレア(光の滲み)ゴースト(LENTIS特有の症状)が出ますが視力や見え方に影響のない方も多くいらっしゃいます。
コントラストは単焦点眼内レンズとそれ程変わりなく明るいより鮮明な見え方が期待されます。 

LENTISの眼内レンズは2013年頃から当院取扱をしておりましたが、今回勉強会でレンズの特性を再確認する事ができました。
現在定期的に、白内障手術説明会を行なっています。何か少しでも眼内レンズについて疑問点などありましたらお気軽にご相談下さい。

看護師:松井

アイラミド配合懸濁性点眼液の勉強会を行いました。

先日、アイラミド配合懸濁性点眼液についての勉強会を行いました。
緑内障は眼圧が高くなり、視野が狭くなる等、目が見えづらくなります。
眼圧上昇の主な要因として、房水が過度に生産されたり流出が滞ると眼圧が上昇します。

アイラミド配合懸濁性点眼液は①房水生産を抑え房水流出を促進させるα2刺激薬と②房水生産を抑える炭酸脱水酵素阻害薬の配合剤です。
このアイラミド配合懸濁性点眼液は、1回の点眼で2種類の成分を同時に点眼出来るため、ドクターからの選択肢を広げ患者様のコンプライアンス向上に繋がるものと考えています。

薬剤部:成清