当院の手術室には多くのモニターが設置されています。
検査データ、手術中の情報、手術中の映像、手術症例一覧などをそれぞれのモニターに映し出してわかりやすく表示しています。
視能訓練士:大庭
岡眼科クリニック
当院の手術室は何と言っても機械が最先端!
この辺りではなかなかお目にかかれない機械が大集合しています!
そんな機械の良いところを有効に、安全に使えるように様々な工夫があるのでご紹介したいと思います。
まず、眼科と位追えば顕微鏡が必須。
色んな機能がついてくると顕微鏡も大きくなってしまいます(^^;)
そこで、手術室の空間を有効に使うために天井から吊り下げ、たくさんの配線は患者様のスムーズな移動の妨げにならないよう天井、床下へ収納することで、安全・清潔・快適になっています。
掃除の際、隅々まで拭き上げやすいので私たちスタッフも助かっています。
当院では白内障手術が一番数多く、1日に数十例手術することもあります。
どんなに優秀な機械でもドラブルが起きる可能性も・・・・
でも大丈夫!!
なんと当院には白内障手術ができる機械が5台もあります。手術前日、当日に全ての機械を起動確認し、安全のために準備万端で手術に臨んでいます!
看護師:有吉
先日、先進会東京・大阪・福岡と合同で眼瞼下垂の勉強会を行いました。
今回講演していただいた先生は熊本市にある、まわたり眼科形成外科クリニック院長の馬渡祐記先生です。
現在、3月より月1回、当院に眼瞼下垂の診察と手術に来ていただいております。
眼瞼下垂とは上まぶたが開きにくくなる状態のことを言います。
最も多いのが加齢性眼瞼下垂です。その他にもハードコンタクトを長期使用による眼瞼下垂などもあります。
眼瞼下垂という病気について、馬渡先生の手術のやり方、手術前後の患者様の経過などの勉強会を開催していただきました。
当院でも既に20人近くの患者様が手術をされています。
まぶたが下がってお困りの方は気軽にご相談ください。
看護師:平野
先日、idraという機器を新しく導入しました。
こちらの機器では、干渉測長器、マイボグラフィー、涙液メニスカス測定を用いてドライアイの度合いを調べる事が出来ます。
マイボグラフィーとは上下の睫毛の内側にあるマイボーム腺という目を乾燥から守るために大切な脂質が出る分泌腺の機能か低下していないかを調べる検査であり、乾燥の原因がドライアイなのか、もしくはこの機能低下によって引き起こされるマイボーム腺機能不全症なのかを判断する事が出来ます。
そして、涙液メニスカス測定では角膜とまぶたの間に溜まっている涙の高さを見ており、この高さが低いほどドライアイの度合いが強いとされます。
今月からマイボーム腺機能不全によるドライアイのIPL光線療法も始まりました。
目の乾燥が気になる、お困りの方がいらっしゃいましたら是非とも当院に来院して、こちらの機器で検査を受けてみられてはいかがでしょうか。
検査:衛藤