岡眼科クリニック

ルセンティスの勉強会を行いました

昨日、アルコンファーマさんによる糖尿病黄斑浮腫(DME)の治療薬である硝子体注射(ルセンティス)について勉強会を行いました。
糖尿病疾患がある方の全身状態で高血糖や急激な血糖値の変動が起こることで虚血や循環不全の症状が見られ、目の奥にある黄斑という大切な部分に浮腫が起こることにより、物が歪んだり視野欠損などの症状が現れます。
その症状を改善するために硝子体注射(抗VEGF治療)を行う事で浮腫を改善させる効果のある薬剤です。
浮腫を短時間で改善する薬剤ですが、患者さんの症状に応じて複数回の投与が必要になることもあります。
今回勉強会のあったルセンティスでは薬液が眼外へ漏れにくく薬による身体への影響が少なく、私たちの病院でも複数回注射を受けておられる患者様もおられます。
皆さん、血糖をコントロールして健康な食生活を心がけましょう。
定期的な眼底検査もお忘れないようお願いします。

看護師:松井 有吉

第34回日本白内障屈折矯正手術学会に参加してきました

6/28(金)〜6/30(日)に京都府で第34回日本白内障屈折矯正手術学会が開催され、飯塚・天神クリニックより医師4名、スタッフ8名が参加してきました。
その間、飯塚クリニックは休診させていただき、患者様にはご迷惑をお掛けし申し訳ございませんでした。

今回の学会では岡院長が6つ、近藤副院長が1つ、視能訓練士が1つの講演を行いました。

6/28(金)
岡院長がランチョンセミナーでフェムトセカンドレーザーの講演を行い、乱視用眼内レンズのセミナーでは座長を務めました。

6/29(土)
FLACSの講演では岡院長が座長を務め、「FLACSでのcupsular block syndrome発生状況についての多施設調査」と題した講演を行い、近藤副院長も「フェムトセカンドレーザー白内障手術における前囊切除の検討」と題した講演を行われました。
また、この日は岡院長がモーニングセミナーでは「これは使える!前眼部OCTアンテリオン」と題して昨年導入したOCTの機械について、ランチョンセミナーでは「人生100年時代の計画的緑内障白内障同時手術」と題して、ケースレポートでは角膜移植後にICLを挿入した症例について発表を行いました。


6/30(土)
最終日には学会に参加した先生方が見守る中、LenSxのオペレーターである視能訓練士が「FLACSでドッキング時にAirが混入によりPIを交換した2例」の報告を行いました。

今回、岡院長もたくさんの講演を行いましたが、その合間にも他の色々な講演を聴講したり質問をされたりしていました。
この学会で新たに学んだことをスタッフ間で共有し、今後に行かしていきたいと思います。

投稿:奥迫

岡院長がラジオのインタビューを受けました

本日、院長がKBC九州朝日放送 アサデス。ラジオで「視覚過敏」のインタビューを受けました。
視覚過敏の方のツイートがきっかけで、緑色で眼に優しい「グリーンノート」をロフト、東急ハンズが販売を始めたそうです。
その視覚過敏について、岡院長が解説致します。

放送は
アサデス。ラジオ
6月28日(金)6:30〜9:30

インタビューは8時10分頃からのアサリポで放送されます。

投稿:岡松

「アスタケア」の勉強会を行いました

新しいサプリメント「アスタケア」の勉強会を行いました。

「アスタキサンチン」をご存知でしょうか。
アスタキサンチンとは、緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンやトマトに含まれるリコピンなどと同じカロテノイドの一種で、特に海洋に広く分布する赤橙色の色素です。
近年、その抗酸化作用や抗炎症作用から健康・美容成分として注目され、サプリメントや化粧品、スカルプケアなどの製品も出ています。

コエンザイムQ10は生命活動に必要なエネルギーを作り出すサポートをする成分です。
体内にも存在し、心臓や肺に多く含まれています。
アスタケアには体内でそのまま活用される還元型コエンザイムQ10を配合しています。

アスタケアは「①天然アスタキサンチン」を含む、栄養をサポートする重要な5成分「②還元型コエンザイムQ10」、ビタミンEの一種でありアスタキサンチンの働きを強める「③トコトリエノール」、カルシウムの吸収を助け、骨の健康を守る「④ビタミンD」、成長・代謝などに関与し健康と栄養維持に重要な必須ミネラル「⑤亜鉛」を配合したサプリメントです。

眼への効果として、眼精疲労軽減作用・網膜・脈絡膜血流量の改善、ぶどう膜炎や白内障術後の炎症抑制作用、加齢黄斑変性症、緑内障に対する作用が期待されています。

本日より販売を開始しました。
興味のある方は、是非一度お試しください。

サプリメント「アスタケア」
内容量60粒(1日2粒目安/30日分)
当院販売価格 7,020円(税込)

受付:三浦

サンテウェルビジョンの勉強会を行いました

サンテウェルビジョンという新しいサプリメントについて勉強会を行いました。
眼(特に水晶体)の老化には酸化と糖化が関係していると言われています。
簡単に言うと酸化=身体のサビ 糖化=身体のコゲ
この2つが結びつくことにより細胞に炎症や障害が引き起こされ老化が促進される可能性が高まると言われています。

眼(特に水晶体)の老化に着目し、抗糖化成分(ヒシ果皮抽出物)と抗酸化成分(ルテイン)を高容量配合したサプリメントがサンテウェルビジョンです。

白内障が気になる方、老視が気になる方、眼精疲労に悩んでいる方に効果的です。
興味のある方は是非お試し下さい。

受付:福田

KBC「シリタカ!」 岡院長がインタビュー取材を受けました

本日KBC九州朝日放送 シリタカ!で、急性内斜視について特集され、岡院長のインタビューが放映されます。
時間は18:15〜19:00です。ぜひ御覧ください。

最近若者のスマホの長時間使用による急性内斜視が増えていると言われています。
日本弱視斜視学会もスマホの長時間使用と急性内斜視の因果関係ははっきりしていないが調査を進めているとのことです。
スマホを使用する時は画面から目を30cm以上は離して何時間も続けての使用を控えて眼の負担を減らすように患者様に啓発しないといけないと感じました。

投稿:岡松

小学校検診に行ってきました

頴田小中一貫校にて小学校の眼科健診を行いました。

眼科健診では毎年大きな検査機器を持ち込み、1年生には遠視、近視、乱視や斜視の検査データを測定しています。
しかし今までなかなか機械にお顔を乗せられなかったり、片目ずつ測定する為最後までじっとできなかったりで測定に時間がかかることが難点でした。

そこで今年からはスポットビジョンスクリーナーという新しい検査機器を導入しました。
携帯型のコンパクトな機器で、1m離れた場所からお顔を写すと早ければ1秒程で両眼同時に遠視近視乱視だけでなく斜視の測定までできる優れものの検査機器です。

最近では3歳児健診でも普及してきている検査機器でお子様の負担も少ない為、今回の眼科健診の検査もスムーズに行うことができました。
これからも更にスムーズかつ正確に検査ができるよう改善を続けていきます。

視能訓練士:今西

AcrySof IQ PanOptixの勉強会を行いました

先日、白内障手術時に挿入する眼内レンズについて勉強会を行いました。

今回は国内初承認の3焦点眼内レンズ「AcrySof IQ PanOptix」です。
このレンズは遠見、中間、近見に焦点を結ぶため多くの作業距離において快適な見え方を提供することが出来るレンズです。
また、乱視に対応したレンズもあるため、多くの方に優れた見え方を提供することが出来ます。

眼内レンズは日々進歩するためスタッフ一同常に新しい情報を取り入れ患者様に良い情報を届けられるようにしていきたいと思います。

視能訓練士:馬場

ハイデルベルグアンテリオンを導入しました

先日、新しくハイデルベルグアンテリオンという検査機器が導入されました。
ハイデルベルグアンテリオンは前眼部解析に特化した機器で、角膜前後面の測定や前房、隅角、眼軸長の測定等 前眼部の様々な検査を1つの機器で測定することが出来ます。
1回のスキャンで角膜から水晶体後面までの高精細な画像撮影を取得したり、4回のスキャンで前眼部および眼軸長のデータを取得出来ます。
IOL度数計算式を搭載しているため、白内障手術に必要な眼内レンズ度数の決定をサポートするモードもあります。
測定自体にかかる時間はわずか数秒のため、患者様にかかる負担を大きく軽減することができます。

検査:貢